2009年10月25日日曜日

最高のもの

最高のものってなんだろうか?

この年になってやっと「経験がものを言う」ということをちゃんと理解したかも、、、。

というのも、「世の中、答えのあるもののほうが少ない」と思ったわけです。
今日、自分が正しいと思っていることだって明日には変わっているかもしれないわけだ。





生を振り返って思うに、日々自分の趣味趣向は移り変わっていっている。

小学生の頃はキン消し5段変則の自転車が最高にイカす(死後?)モノだった。
それがガンダムになり、ファミコンへ。
中学生の頃は、レスポールとハードロックが最高だった。
今は、ストラトにブルースが好きだ。そしてアコースティックのほうがもっと好きだ。

自分が作ってきたものだって、今見ると恥ずかしいものも多いし、変に感心するものもある。
仕事だってそうだ。前までコレが正しいと思っていたことも、何かのきっかけで変わることが多々ある。
昨日納得した音も今日納得できない。やり方も変わる。昨日は正解だったものが今日は不正解になる。

それはたぶん、新しいものを受け入れたとき、過去のものを客観的に見るからだ。
その時には客観的に見れなかったものも、新しい何かが入ってくることで客観的に見れるようになる。
つまりそれは経験であるわけだ。
ということは経験を多く積むことにより、より物事を客観的に見られるようになるということ。
年の功ってのはよく言ったものだ。
「経験がものを言う」という言葉は知っていても、本当に理解できたのは、ワタクシの場合恥ずかしながらこの年齢になってからだったわけである。
何事も知識だけはダメなのだ。


以前、世界的なトランペッター、日野皓正さんとお話しする機会があった。
そのときに伺ったなかで印象に残ったのが、
「人に受け入れられないのは分かっていても、もうこの年になったんだから自分の音楽をやって行きたい。」という内容。
 最近の日野さんのスタイルはいわゆるフリージャズ。決まったコード進行もなければ音階もない。
普通に聞けば、ムチャクチャ弾いているだけに聞こえる音楽。
「人が聞けば何をやっているのかわからないかもしれないけど、これが誰の真似でもない自分の中から湧き出てくる音なんです。」と。
日野さんが言うから重みのある言葉なんだろうけど、妙に納得したことを覚えている。
あれがカッコイイとか、こっちが最高とかっていう次元じゃない。
誰かを気にして行動するということは、時に大きな力を生むことがあるけど、まわりを気にしてカッコつけてばかりじゃ人生つまらないこともあるなぁと。
 きっと日野さんもいろんな経験をしたからこそ、今のスタイルがあるんでしょう。そして今後も少しづつ変化してゆくのでしょうね。






諸行無常(世の中に変わらないものは無い)ですな。


南無~。





0 件のコメント:

コメントを投稿