2007年6月1日金曜日

6mm

ついに動かなくなりました。会社の6mmオープンリールレコーダー。
「6mm」とか「テレコ」と呼ばれていたこいつは、5年ほど前にメーカーから部品の供給ストップの知らせがきていて、次壊れると修理出来ない可能性が高いと言われてました。
そして昨日ついに、、、、。

ほんの数年前までは、ラジオCMの納品用メディアとして活躍していたんですが、最近ではMDやデータでの受け渡しにかわり、ほとんど電源すら入れていない状態でした。


僕が学生の頃(ちなみにCDもMDもすでにありましたよ)はこの6mmテープが音源再生の主役で、演劇やミュージカルの音楽、効果音再生も6mmテープです。劇団四季だって6mmでやってました。
編集も、はさみで切り貼りしてよくやりました。
今思えば、こんな怖い編集をよくやっていたものだと思います。
デジタルの時代になって、音の管理は非常に楽になりました。
最近の音物はほとんどデータです。音楽もダウンロードする時代です。
便利です。
いつしかアナログ素材を扱うことが億劫になったように思います。
僕自身もデジタルの世界にどっぷり全身浸かってます。
アナログは良い音だが、気を遣う、面倒だ」というのが正直な感覚です。

でも、人類が「音のデジタル化」に出会わなければよかったのにと思うのは僕だけでしょうか?

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