死ぬまで支払う通信費用っておいくら万円??
想えば未来が明るく見えて疑わなかったバブルの頃、携帯電話なるものが普及し始めた。キャリア遍歴は様々なものの、多分にもれず僕もこの頃より約20年間携帯電話を使用してきたわけだが、この20年間の携帯電話通信料はいかほどなものだったのか??
ガラケーからスマホになり、通信料は上下しているだろうが、まぁそれも加味して少なく見積もって月平均7000円??といったところか・・・?
年間 ¥84,000 の計算で20年間使用したとすると、
¥1,680,000
今後、幸せにも平均寿命を生きながらえる事が出来たなら、あと約40年として、
¥3,360,000
が携帯通信料として必要だ。
つまり僕の携帯電話の生涯通信費は、かなりざっと見積もって
約500万円
という事になる。
これが高いか安いかは人によると思うが、個人的には高いと思う。
携帯端末は非常に便利ではあるが、僕のようにほとんど電話をかける事もなく、かけるのは仕事関係の電話で、外出中はほとんどネット閲覧しない。というか出来ない。
こんなな人間が死ぬまでに500万円支払うのはなんとももったいない気がする、、、。
そこで数年前より話題の格安SIMなるものに乗り換えて、少しでも生涯通信費を押さえようと思った次第。
au電話窓口のお姉さんの
「誠に残念ではございますが、◯年間のauのご利用ありがとうございました。」
と卑怯な余韻を残す寂しげな言葉に、まんまと後ろ髪を引かれつつこの日僕はauを去った。
人間、長い時間を共にすると情が湧くものだ。ブランデーでも一口飲み、彼方を見つめてため息をつきたくなった。
コメント
コメントを投稿