2006年8月31日木曜日

ストラト改造

プレッシャーだったレコーディングが終わったので、以前手に入れたビンテージワイヤーとビンテージハンダを使ってみたくなりました。

僕のギターは、フェンダーUSAのストラトキャスター
65年モデルかな、、、?詳細は忘れました。
学生時代に1ヶ月間漁師のバイトをして手に入れた思いでの品。

今回の改造目的は、音を太く!ノイズを少なく!です。
一般にに、撚線より単線のほうが音は太くなる傾向にあります。


まず、すべての内部配線をはずして、付いてた半田を吸い取ります。
そして、ビンテージの材料でもう一度配線するのです。
今回使った材料は、線材に「WE(ウェスタンエレクトリック)24GA綿巻き単線」、ハンダに「Kester Specification Sokder」です。
どちらも1950年代製でなかなか渋い色合いをしております。

また、せっかくギターをバラバラにするので今回は、「ターボブレンダー2」と「ミッドブースター」を同時に装着する事にしました。

「ターボブレンダー」は、ピックアップセレクタで選んだピックアップにフロントピックアップの音をブレンドしていけるようになっています。
つまり、ストラトのようにシングルコイルのピックアップしか乗って無くても、フロントピックアップを生かすことであたかもハムバッキングのようなサウンドを得る事が出来ます。

さらに、すべてのポッドにフルアップポッドを使用し、つまみがマックスの時にポッドをバイパスする仕組みになっています。しかもオイルコンデンサーもついてます。

はい。マニアックになってきましたね~。

そして、Villexの「ミッドブースター」です。
名前の通り、スイッチオンで音の中域が強調されます。しかも、出力ジャックに直接付いているので面倒なボディー加工が必要なしなのです。



WEの線は、最近の線材みたいにビニールに覆われておりません。
紙と糸で絶縁してありました。
どうやって剥こうかと思い、いろいろ試した結果、外側の紙を適当なところまではがして、あとはライターで先をあぶるときれいに行きました。

そして、最後にノイズ対策
ストラトタイプのギターはシングルコイルと呼ばれる大変ノイズの発生しやすいピックアップが付いています。
「ジーーーーー」っていうやつ。
若かりしロックな頃は、そのノイズも音のうちと思っていましたが、最近どうも気になる。仕事柄でしょうか?

なので、ピックガードにアルミホイルを貼り、ボディーには導電塗料を厚めに塗りました。最後にアース線をボディーに繋いで完了です。


~音を出しての感想~

ノイズは、ほとんど無くなりました。感動です。
「ジーーーーー」っていいません!!
そして、太い音です。すこし太すぎるくらいです。
昔から、太目の弦を使っていた事もあり、少しゲージを下げて見ようと思います。
今回、内部のパーツで交換していないのは、ピックアップとそこにつながっている配線のみです。あとは、すべて交換しました。
ピックアップの線も交換しなかったのは、ビンテージタイプのギターだったこともあり、もともと太い単線で繋がれていたからなんです。さすがフェンダーですね。見た目にもすごく音がよさそうな線なんです。

施工前と後では全然音が変わりました。
別のギターと行ってもいいほどです。
ターボブレンダーも結構おもしろいです。ハムバッキングの音にはならないけど、近い音はします。まろやかになる感じかな、、、?
自分的には気に入っていますが、また珍しい材料が手に入ったらいろいろ試してみようかと思います。


完全に趣味の世界のお話でした~。
そういえば、もう一本倉庫に転がってたなぁ~古いギターw

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