2010年5月29日土曜日

黒い奴


黒いモンスターマシンがやって来た。
2006年の発売から、約3年半。一生我が家に来ることはないだろうとあきらめていたPS3。


それは、今年に入り少し状況が変わったため、我が家にやってきた。
「トルネ」と呼ばれる地デジ録画機能をPS3にもたらす周辺機器の発表だ。

ゲームが子供に与える影響を気にしていたうちの奥さんは、「ゲーム機は絶対買わない!」と繰り返し発言されておられました。「別れた元カレ(カノ)の結婚式に出席するなんて、ありえんっ!」と同じくらいの勢いで。

しかしゲーム好きな者の仲間はやはりゲーム好きが多い。 
周りの奴らは次々にPS3を買い、こちらにススメてくるのである。「え!?まだ買ってないの?」的に、、、。対戦が熱いだの、グラフィックがすごいだの、いろいろアピってくるのである。半分諦めていたこともあり興味がない風を装ってはいたが、まぁそりゃ羨ましかったわけである。


録画機のない家庭の割合はどのくらいなんだろうか・・・?

長男が1歳のとき、我が家に唯一あった録画機(これも大学に行くときに買ったもの)のVHSデッキに、ミニカーだのなんだのを放り込んで壊されて依頼、しばらくうちに番組を録画するという機能をもった機器は無かった。
 あまりテレビは見ないほうだったし、VHSが生きてた時もたまに仕事した番組を録画する程度で、見たい理由での録画はほぼ無い。だったらいらないんじゃないの?という流れだ。会社で録画できるし。

時は流れ、2010年5月。
来年7月のアナログ地上波停止を前にして、身内でも地デジ地デジとうるさくなってきた。親はまだアナログだが、じいちゃん宅と妹宅はすでに地デジ化終了。世間では地デジ普及率が8割を超えたとか、、、。10人に8人は地デジ見てる計算になるが、ほんとなんだろうか、、?
 見る物全てを破壊するジェノサイドと化していた長男も、もう4歳。善悪はなんとなく分かっている模様。その下の1歳の長女が最近ジェノサイド化をはじめているが、せいぜい長男のゴセイジャーカードを食い散らかす程度と被害は少ない。(長男はマジギレしてますが、、)
 ワタクシも30を越えた頃から、ちょっとはまじめに仕事をするようになってきたのか、自分の関わったCMや番組が気になりはじめ、録画機器を欲していた。(もちろんPS3は別の意味でずっと欲しかったわけだが、、、。)
 そして長男が幼稚園に行きはじめ、嫁さんの起床時間が早くなり、その分夜早く寝るようになった。
そのせいか、
「夜の番組が見られない、、、、、、。録画して長男が幼稚園に行ってる間に見たい!しかも簡単に録画できるものがいい!」(嫁談)

あらためて思うに、うちの嫁さんはバラエティーやドラマ好きのようだ。たぶんワタクシよりは格段に視聴欲は強いと思われる。そして機器にあまり強くは無い。
ここに来てトルネの発売と、嫁さんの録画欲がうまく重なったわけだ。

機は熟した。

我が家が求めるものは、番組を保存する機器ではなく空いた時間に見れなかった番組を見る。というオンデマンド的な機器だ。
そう頻繁に録画することもなく、見たら消す。裏録りが必要だと思ったことは今まで無いのでチューナーは一つで事足りそう。 もし必要なら、後に購入しなければならないテレビをハードディスク録画対応のものにすればいい。録画チューナーはトルネと合わせて2つになる計算だ。
ブルーレイも見てみたい。
我が家に十数万円もする機能満載の録画機はいらない。というか多分嫁さんは使いこなせない!



で、テレビ買う前に買っちまった。
(そのテレビも学生時代のもの95年製と書いてある。結構物持ちイイほうかも、、。)

まだアナログ見れるもんね。2割弱のアナログ種族という希少種になれたことも、少しうれしい気もする。
昔から、人の流れに逆行したいという願望があった。まぁひねくれ者なだけです。

みんなが寝静まった夜に接続作業を開始。子供の妨害工作を回避するためだ。

ワイヤレスLANの環境はもともとあったので、ネットにもすんなり接続完了。トルネも簡単に繋がった。これでいちいち新聞のラテ欄をみなくても、画面に番組表が表示され、すぐに予約録画が完了する。
Gコード予約がすげ~と言っていた時代から、いきなりココに飛んだので、そりゃ軽いカルチャーショックだ。めっさ簡単!すげぇ~便利!!

しかしアナログ出力だと、文字がいちいち小さくて見ずらい。設定画面なんか特に見えない。半分予想で進めたところもある。やっぱHDMIでつなぐのが前提なんだろうなぁ。テレビほしくなるなぁ。


 録画機を買いに行くという名目で電気店に向かったので、ゲームもついでに・・・イヒッ という空気ではなかったため、一番の目的だったゲームは起動できなかったが、なにやらプレーステーションホームなるものを発見して起動してみる。
 仮想現実空間にアバターを作って、コミュニケーションをとるみたいだ。適当にアバターを作ってウロウロしてみた。チャットウィンドウで話している人が何人もいたが、ありゃキーボードつながないと無理だな。
 何個か居住区というか、パビリオンというか、そんな感じのものもあるみたいだが、いまいちそそられるものが無かったので、すぐに終了。
 一時期流行ったセカンドライフみたいなもんかね?いまどうなってんのかな?
あの時は真剣に勉強して一財産稼ごうと思ったが、なんとなくあのポリゴンチックなアバターが嫌で手を出さなかった。
 
長男の興味がプレステに向かうことをどう阻止するかが今後の課題だ。ゲーム買わなければいいという単純なことなんだろうけど、、、、、出来るならゲームもしてみたいや~ん♪
 親もファミコン世代でゲームとともに大人になったわけだが、最近のゲームはたしかにリアルなので、昔よりは影響はあるわな。きっと。ソフトは隠しておくのが妥当なところか、、、。

さぁこれでかなり先走って購入しておいた「THIS IS IT」がようやく観られるわけだ。観れもしないのにブルーレイ版を買って、来るべきこの日に備えていた。思えば叶うものだ。

PS3版おもしろゲーム募集中~







4 件のコメント:

  1. 私の所有ソフト
    プロ野球スピリッツ
    ウイイレ(かれこれ2週間未開封)
    北斗無双(かれこれ2ヶ月未開封)

    他のソフト買っても野球専用機になっています。
    カープファンになってしまったがために・・・。
    ちなみに野球は週8試合程度やっています。
    いつの日にかネット対戦しましょう!

    返信削除
  2. 出た!ネット対戦。その言葉に弱いんですよね~。
    いつぞやにw

    返信削除
  3. 別れた彼氏や彼女の結婚式に行くなんてあり得ないのー?
    昔のことなんだからいいじゃないすか。まあ自分が幸せでないのにって
    いうならイヤかもしれんけど(笑)

    PS3については、ゲーム機であるということを伏せておいたら
    どうでしょう?(遅い?)

    返信削除
  4.  まぁ人それぞれの価値観だからそれぞれだと思うが、少なくとも結婚相手が嫌がらないという保障はないので、たとえ呼ばれていても行くべきではないかも・・・と相対主義的に言ってみた。
     PS3はゲーム機であることは、すぐにバレましたよ・・・。奴らの観察力は侮れん。

    返信削除