2012年3月5日月曜日

注水!そして今までの経過。

もうすでに注水して2週間が経過しようとしているが、これまでの経緯を記しておく。


2012年2月19日
ついに水槽に水を入れる時が来た!
昨年の初夏に行動を起こして以来、やっとこの日が来た!
嫁さんのお父さんが、3男を見に来る朝に注水。わざわざこんな日にしなくて良いと思われるだろうが、居ても立ってもいられずの注水。
だって、注水してから水が出来上がるまで結構時間がかかると言われれば、早めに入れて水を回しときたい。

まずは流木にミクロソリウム・ボルビディス・ウィローモスを釣り糸で固定してゆく。比較的結びやすい箇所に適当に固定した。
そして、ソイルが締める程度に水を入れ、キューバパールとクリプトコリネを植栽してゆく。
クリプトは比較的サクサク植えられるが、キューバパールは気が遠くなるほど困難を極めた。物自体が細かい上に、ソイルの粒が大きいのでなかなか植えられない。結局、2パック分を植え終わるのに2時間を費やした。
途中で気づいたのだが、キューパパールはある程度水深があったほうが植えやすい。少し水を入れるだけで作業効率が格段にアップする。

ヘアーグラスはネットに丸められていた。ヘアーグラスボールという名前で売られている。バラして、一本一本植えようかとも思ったが、キューバパールに精神力を破壊されていたので、やめた。
あとはミズハコベ5本とテネルス2株はあっさり完了。
期の栄養過多防止に水草は大量に植えたほうが良いと聞くが、金銭的に水草をそんなに大人買いできない。
なので、以前から水上栽培していた佗び草ののびた奴を片っ端からハサミで切って、ソイルに差していった。水草の名前は不明。

それでも水槽内はガラガラ。レイアウト以前に、まずは増やすことからはじめなければいけないようだ。先は長いなぁ・・・。





注水して3日経過
アマゾニアは初期に大量のアンモニアを出すというので、毎日4分の1から3分の1の水換えをしている。できるときは朝晩2回。というのも奥のソイルを盛ったため、給排水パイプの都合上、2分の1も水位を下げられないため。
照明は正午~午後8時の8時間で、CO2は1秒間に3滴ほど。生体はまだ居ない。
流木のアクが出放題。水はアマゾン川のようなブラックウォーターに。立ち上げ初期の光の透過率を下げ、コケ対策になるという人もいるが、このまま水換えだけでは永久に透明にならな異様な気がしてきた。





注水して7日経過
うっすら茶苔が生えてきたのでミナミヌマエビを20匹ほど投入。
一夜明けて見たらバッタバッタと☆に・・・。
水質検査紙買ってきて測ってみると、、、

硝酸塩、亜硝酸塩の濃度がMAX!PH6.4以下。

最悪の環境。☆になったエビよ、すまない・・。元気な奴はタフだなぁ。

いろいろ調べてみると、亜硝酸塩、硝酸塩が出るということは、微生物がアンモニアを分解していることらしい。順序としては合っている。そしてこの段階でPHも下がるのだそうだ。順調?

昔40cm水槽に使っていたエーハイムの一番小さい外部フィルター(2211)にブラックホール(活性炭)を3パック放り込んで、水を回した。なので計2台の外部フィルターが回っている。





注水して10日経過
水質測定2回目した結果、やはりまだまだ亜硝酸塩、硝酸塩の値振り切っている。

頑張れバクテリア。こんな中でも元気なエビがいるのは驚き。新品のバイコム78と21があるので、入れてみようか・・・。でも亜硝酸塩、硝酸塩があるのでバクテリアは発生しているはず。今週いっぱい様子を見ようか・・・。

ブラックホールのお陰で水はかなり透明になった。それでも水換え時のバケツに汲んだ水槽の水を見ると、若干黄ばんでいる。アマゾニアも多少水を黄ばませると聞いたことがある。







注水して11日経過
コケがものすごい勢いで増えている。やばい!!崩壊の兆し。

「水質悪し→水草の活動が緩慢→光&CO2添加→コケ生える→水質悪いのでコケ取り部隊活動できず→コケ増える」

という負のループにハマっている。水換えで応急処置中だが根本的解決にはならず。バクテリアの増殖しか打開策はない。亜硝酸塩めっ!!!

たまりかねて、今BICOM78投入。少量の水換えはしたほうが良いのか?それともBICOM78を逃がさないように水換えは控えた方ご良いのか? ?
説明書には、
投入してもほとんどのバクテリアは水槽内を漂うため、水換えしたらその分バクテリアを投入せよと書いてある。
しかしこのバイコム78、水10Lに対して20mlも投入しなければならない。ちなみに110ml入りボトルが近所のショップで1480円もする。

無理!!

とりあえずバイコムのために、夜間はエアレーションをすることにした。意味があるのかどうかは不明だが、好気バクテリアは酸素が必要







注水して12日経過
まだ亜硝酸塩の値は高いが、コケの恐怖にたまりかねてオトシンクルスを3匹投入。いろいろ調べてみるとわりと初期の段階で入れている人がいるので、藁にもすがる思いで投入した。
投入後1時間ぐらいで水槽にも馴染んだのか、ゴリゴリコケをかじりだしてくれた。
この時点で、これほどたくましく思える魚はいない。頑張れオトシン!!
いっこうに亜硝酸塩の濃度が下がらないので、水道水さえ疑うような疑心暗鬼になってきた。もう何も信じられない。
しかし水道水は全く問題なかった。
我が家の水道水




注水して14日経過
少し亜硝酸塩低下??試験紙の色が若干?薄まったように見える。それでもまだまだ高い。エビは入れられない。コケが増えている。オトシンの数を増やすか・・・・?

亜硝酸塩の濃度をなんとか薄めたい一心で毎日4分の1程度の換水はしている。前に入れたバイコムはもうほとんど無くなっていると思われるので、バイコムのBafi(バフィー)というバクテリアを吸着して濾過槽の中に固定できるろ材と、バイコム78を買ってきた。

Bafiは設置10時間で、水槽内のバクテリアの99.9997%を吸着するらしい。ホントに!?
これがホントだとして、僕が目論んだのは、、、


まず水を4分の1程度換水して、Bafiを外部フィルター内に設置。
その後バイコム78を投入して、10時間待ちフィルター内のBafiに吸着させる。そうすれば水槽内にバクテリアはほとんどいなくなり、換水してもバクテリアの漏洩は防げるため、心置きなく換水できるという図式。
亜硝酸塩濃度を物理的に換水で減らし、それを繰り返す内にフィルター内のバクテリアに増殖してもらって亜硝酸塩を分解していただく。もちろん大量の換水はバクテリアを殺してしまうので、まぁ1日4分の1程度に止めようとは思う。
これで少なくとも再び高価なバイコム78を購入しなくて済むはずだ。

いろいろ対策を考えたが、もうコレに頼るしかない。頼むわ。


ちなみにバイコムの実験によると、バクテリアを投入して10時間後のろ材の吸着率は・・


バイコム Bafi 99.9997%
多孔性セルロース 14.63%
活性炭 0.097%
セラミック 0.068%
円形網状マット 0.00003%


バフィーすげぇー!!というか今まで普通に使ってきたろ材たちの吸着率が低すぎ。
まぁ投入10時間という驚異的に短い時間なので、それも納得できるが、それにしても・・・。


多孔性セルロースでさえもBafi並に吸着するには3日ほどかかる計算になる。

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