2010年8月27日金曜日

消耗品

仕事や生活をする中で消耗品はいろいろある。
例えば蛍光灯の電球だったり、電池だったり、プリンターのインクやコピー機のトナー、トイレットペーパーや石鹸など。車のタイヤも消耗品だ。

ほとんどの場合、消耗品はなくなったことに気づいた人が補充や交換をしておくと喜ばれる。トイレにはいってトイレットペーパーが芯だけだったらガッカリするし、蛍光灯がパカパカなっているのを見過ごすのも気がひける。

が、ワタクシの仕事で唯一勝手に補充すると怒られる消耗品がある。
それがコレだ。

ピンマイクの風防。直径約10mmほど。

我々の業界では無くてはならない物の一つがピンマイク。周りがうるさいとかよっぽどの理由が無い限りピンマイクで収録する場合がほとんどだ。
音はあまり好きではないが、やはり見た目がよい。

長年使用していると、このピンマイクの風防の塗装が落ちてきたり変形したり、小さいものなので脱着時に紛失することも多い。
今回はうどん屋さんのご主人にマイクを付けさせてもらってインタビューした後、外すときに風防が床に落ちたことに気づかず、ご主人が踏んづけて破壊してしまった。良くあることだ。
そういうわけで、ワタクシは消耗品の部類に入ると認識している。

取材後、会社に帰って予備を物色したところ、無かったので発注しようと思い部長に許可をもらいに行った。

なぜこんな小さなパーツを買うのにいちいち部長の許可が必要なのか?




なんとコレ1個、約1600円!!


ほとんどの場合、マイクを付けているリポーターだったり、取材対象の一般の方が無くしたり壊したりする。
無くしたり壊したりした本人もこいつの値段を知らないわけで、「ごめんなさい。」と言われるとつい「いいですよ~。」と簡単そうに返事をせざるを得ない。たぶん100円とか200円とかの認識だろうと思うから。
まぁ高価なものでも壊れたり無くしたりされてしまってはどうにもならない。それを管理する我々の責任ですからねぇ~、、、。

我々の扱う機械のパーツの中では決して高価な部類に入るものではないが、見た目によらず高いので、部長の許可が要るようになったという経緯。無くしたり壊したりすると、結構白い目で見られたりする。

仕事上、こいつの管理者は自分なわけなので、責任は自分にあるわけだが、直接壊したり無くしたりしていないので、なんかなぁ~って思う消耗品なのです。

純正品じゃなくていいので、せめて500円くらいでどっか出してくれないかなぁ・・・・。

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