2006年11月17日金曜日

境界線の向こう側

前回書いた境界線を跨ぐ体験を最近したのでココに書き留めます。

それはつい先日、突然起こりました。境界線を跨ぐときはいつだって突然です。
仕事で、あるコンサートの収録に行った時のことです。ゲストに上田正樹さんが来ていて、一時間ばかりのステージを見せてくれました。
もっと以前に上田正樹さんにはお会いしたことがありますが、なぜか今回境界線が見えました。というか見せていただきました。

その境界線とは、音楽の聴き方というか、とらえ方の境界線です。

ポップス、ロック、ジャズ、ブルース、オペラなどなど音楽のジャンルは様々ですが、あなたは、歌詞を重視するタイプですか?楽曲を重視するタイプですか?

僕は、9.8割曲で残りの0.2割が歌詞です。

というか歌詞さえも音としてとらえてました。
歌詞はボーカリストが歌うもので、その声質だとか、言葉の響きだとか、僕にとって歌詞も音の一つだったのです。
わかりやすく言えば、歌詞の意味なんてどうでも良かったのです。曲の一部として、歌詞はボーカルという楽器が奏でる音で、そこに意味を保たせるか否かはあまり重要ではありませんでした。

しかし今回のコンサートで、歌詞の意味というか、メッセージ性と言うものを教えてもらったように思います。もちろん教えますといって直接教えていただいたんではなくて、ステージをを通して僕がきづいたのです。

音楽に歌詞があるのは、意味があるからあるのです。

こんな単純なことに、なぜいままで気づかなかったのでしょう、、、?
そんな自分がすごく恥ずかしい。
もちろん知識としてはありましたが、本当の意味で音楽の歌詞の意味に気づいたのは今回が初めてなのです。
ここ最近、漠然と言葉の持つ意味や、力に興味を持ち始めていた矢先だったことも大きな要因かもしれません。

歌詞は重要なのです

歌詞はメッセージです。歌詞には、作者の気持ちや伝えたいことがぎっしり詰まっています。歌詞をそまつに扱う者には本当の意味で音楽を理解出来ないのかもしれません。
もちろん楽曲も大事ですよ。どちらがどうということなく、音楽とは言葉の力と音の力の融合体なのです。だから力があるのです。音楽は国境を越えます。人種を越えます。宗教を越えます。

上田さんのステージの中で、彼自身がリスペクトする偉大なアーティストを歌とともに紹介してくれました。
「ボブ・ヂィラン」と「ジョン・レノン」。
ボブ・ディランの歌詞は、アメリカの文学界でも研究の対象になったり、ノーベル文学賞にノミネートされたりしているそうです。


Blowin' In The Window

How many roads must a man walk down
Before you call him a man?
Yes, 'n' how many seas must a white dove sail
Before she sleeps in the sand?
Yes, 'n' how many times must the cannon balls fly
Before they're forever banned?


The answer, my friend, is blowin' in the wind,
The answer is blowin' in the wind.


どれだけ歩けば、あなたに人として認められるんだろう?
いくつの海を越えれば飛び疲れた鳩が浜辺でゆっくり眠れるのだろう?
どれだけ大砲を撃てば戦いは終わるんだろう?

その答は、あの風の中ににあるんだ。
風に吹かれているじゃないか。



How many times must a man look up
Before he can see the sky?
Yes, 'n' how many ears must one man have
Before he can hear people cry?
Yes, 'n' how many deaths will it take till he knows
That too many people have died?

The answer, my friend, is blowin' in the wind,
The answer is blowin' in the wind.


どれだけ天を仰げば、大空を見ることが出来るんだろう?
いったい、いくつ耳をつければ、あの独裁者にみんなの叫び声が届くんだろう?
どれだけ人が死ねばもうたくさんだと気がつくんだろう。

その答は、あの風の中ににあるんだ。
風に吹かれているじゃないか。





How many years can a mountain exist
Before it's washed to the sea?
Yes, 'n' how many years can some people exist
Before they're allowed to be free?
Yes, 'n' how many times can a man turn his head,
Pretending he just doesn't see?

The answer, my friend, is blowin' in the wind,
The answer is blowin' in the wind.


いったいどれだけの歳月があれば、あの荒海が山ひとつ流し去るんだろう?
何年かかれば、彼らが檻の中から解放されるのだろう?
どれだけ人は見て見ぬふりをして顔を背けることができるのだろう?。


その答は、あの風の中ににあるんだ。
風に吹かれているじゃないか。





「答えは風に吹かれている」とあります。深いでしょ?
分かったようで分からないような、、、、。
最後をこう締めくくることで、聴く側はすごく考えるでしょ?戦争のことを。
それこそが、ボブ・ディランの歌詞に込めたメッセージなのかもしれません。
あなたは何を感じましたか?

言葉ってすごいです!歌ってすごいです!
よし歌っていこう!!





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「歌うのだけはやめて!聴いていられない、、、。」by嫁


ジャイアン?

2006年11月16日木曜日

見えない境界線

ん?もしかしたらこの考えは違うのではないだろうか?」と、ふと思うことがあります。
今までそう考えてきて、その考えを元に行動や計画を実行していて、ふと思ったりしませんか?

「このやり方でいいのか、、、?」
「違うやり方もあるのではないのか、、、?」

今まで信じていたものが、それだけではない、または間違った考え方であったのではと思うのですから、多少なりとも動揺します。

きっかけは、新しいものを見たときや、生活環境の変化、人の言った言葉など様々ですが、その瞬間に今まで理解していると思った事がまだ理解していなかったのに気づきます。
感覚的には、新たな理解によって、人の種類の境界線が見えるみたいな感じです。
僕の場合その境界線を境に「こっち側の人、あっち側の人」というふうに考えてます。
うまく、言い表わせないのがもどかしいですが、、、、。

例えば、子供が生まれる前と後では明らかに子供に対する考え方(自分の子供だけでなく他の子供たちに対しても)が変わりました。決してみんなそうなるとは思いませんが全く変わらないと言う人の方が少ないのではないかと思います。
僕にとって「こっち側の人」というのは子供を持った人で、「あっち側の人」とは子供をもたない人ということです。

百聞は一見に如かずといいますが、あっち側の人はこっち側の考えや思いは、本当の意味ではあまり分からないのではないかと思います。逆に、こっち側の人同士、あっち側の人同士は理解し合えるのではないでしょうか?
僕の場合、子供が出来る前は、子育ては大変そうだ。もう少し自由でいたい。などと思って、子供を持つ事を少しマイナスなイメージでとらえていましたが、いざ子供が生まれて育っていくのを見ていると、確かに負担になる部分もありますが(映画館になかなかいけない!)、それ以上に楽しい部分が大きく、親も人間的に育っていく感覚があります。それとともに自分の親に対しても、再認識したりします。

これは、子供が生まれないとなかなか体感できない感覚だと思います。

あと子供が生まれて、ピタゴラスイッチのすごさを知りました。(小さい子供をもつ人ならわかるはず)




今日からお仕事で松山に5日間出張中です。
「エリエールレディスオープン」今日から寒くなるみたいで憂鬱です。

2006年11月6日月曜日

CD購入

以前、三児のパパさんからおすすめ頂いた「スパーギタートリオ」。
パコ・デ・ルシア、アル・ディ・メオラ、ジョン・マクラルフィン。
CD買いましたよ!!ついついライブ版も一緒に。
いや~すごいテクですね~。しばらく車の中でヘビーローテーションです。

ますます、ナイロン弦への憧れが増すばかり、、、、、。
僕は、ライブ版がよかったなぁ~。掛け合いがすごいですね。





THE GUITAR TRIO
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アル・ディメオラ,ジョン・マクラフリン パコ・デ・ルシア
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昨日発売のクラプトンの新譜も気になります。参加ミュージシャンがものすごいんです。クラプトンファンならずとも聴く価値ありそうです。