2013年1月18日金曜日

Kernel-Power 41病にかかった。

年始休みの乗じて重たく多なった家のPCを再インストールで軽くしようと思い立ちました。
どうせなら、SSDも安くなったのでHDDからSSDに換装もかねての再インストール。


再インストール前の簡単なPCデータ

OS     :Win7 Pro 64bit
CPU:Core i7-2600K
マザー:GA-Z68X-UD3H-B3 (rev. 1.0)
メモリー:CFD W3U1333Q-4G ×2(Dual Channel)
グラボ:Geforce9600GT
電源:650w

ちなみに、マザーボードがインテルSRT対応だったため60GのSSDで運用中だった。
今回、インテル335シリーズの256GのSSDを購入したので、SRTをやめてSSD単独でシステムをインストール。

あとでわかったことだが、SRTを一度組んだ状態からSRT無しの状態にするには、BIOSの設定でIRST ROM ユーティリティから、Reset RAID Disks若しくはDelete RAIDを実施してSRT状態を解除しなければいけない。


ちなみに、IRSTユーティリティーに入るには、RAID状態に設定していないと入れない。これを理解するのに一時間くらいかかった。ハードディスクのモードをRAIDにして、起動時にctrl+Iを連打すると入れる。


これを知らずにいままで刺さっていたSSDを抜いて新しいSSDを刺し、OSのインストールディスクを入れてそのディスクから起動、何も気にすることなくあたらしいSSDにOSをインストールした。
普通は、ここでインストールすらできないはずなんだが、どういうわけかインストール完了。

あとで確認したら、ディスク管理画面で見てみると、100MBの不明なパテーションがOSをインストールしたSSDに出来ていた。パテーションを切った覚えがないので不思議に思っていたが、まぁ100MBくらいならいいかと普通にソフト等をインストールして使っていた。

いくつかのアップデートをして3日くらいは普通に使えていた。ただ、起動時にログイン画面でパスワード入力後、数秒間画面が真っ暗になる症状があったのが気にはなっていた。

4日目くらいに、またWindows Updateが来て再起動後、ブルースクリーンで固まった。
まぁそんなこともあるだろうと、Resetボタンで通常起動。30分くらいは普通に動くが、またブルースクリーンで固まる。その後もそれが何度か繰り返されるので、これはおかしいと思い、管理画面でイベントビューアーでログを確認すると重度のエラーのところにKernel-Power 41と書いてある。

いろいろ検索すると、Win7でよく発生しているエラーっぽくて、原因特定のむずかしいエラーで、「Kernel-Power41病」とも呼ばれているらしい。
患者の皆さんはいろんな方法をかいてくださっているが、その解決方法も人それぞれでどれが正解かいまいちわからない。そもそも、各個人でハードウェアパーツの構成も様々なので無理もない。

が、傾向としてはメモリーの電圧不足が原因となっている事例が多いことに気づいた。
メモリースロットに刺しなおしたら直ったとか、刺すスロットを変えた人もいるし、BIOSの設定でメモリー電圧を10%~20%上げた人もいる。中には電源ケーブルの交換で直ったという例もあるし、電源タップが原因だった方も。USB端子に刺さっているものを全部抜いたら直るという人もいた。

各人症状は違うが、要は電源からちゃんとメモリーに電圧が行ってない、もしくは足りていない状態だったということではないだろうか・・・。


ただ、うちのPCの場合は年末まで正常に動いていて、SSDに換装後にブル-スクリーンが頻発していたので、やはりこのSSDがらみ、もしくはWindows Updateがらみだと思った。メモリーのエラーチェックしても何もでないし、、、。

まずは復元ポイントを使って、最近のWindows Update前の状態にしてみようと復元ポイントを選択してみたが、何回やってもシャットダウン中にブルースクリーンになって復元できない!

マザーボードについていた診断ソフトで診断してみたら、SRTが正常な設定でないと出て、修正してくれそうな感じを表示したのでそのユーティリティーソフトに修正してもらう。
しかし、やはり復元できない。

この時点でSRTの解除というのを知ったため、再インストールに踏み切ることにした。
幸い、年始にバックアップはすべて取っていたので助かった。

IRSTユーティリティーでRAIDを解除しようとしたが、ユーティリティー画面にはnon RAIDと表示されており、RAID状態は解除されていた。さっきのユーティリティーソフトが修正してくれていたっぽい。
そこでもう一度BIOSに戻ってRAIDからAHCIにして、インストールロムから起動してインストールしようとしたが、ロムを読み込んだところで固まる、もしくはブルースクリーンになる。
1時間ほど電源コードを抜き、CMOSもクリアしてみたが症状は変わらず。

ここで途方にくれる。
酒を飲みなが新しいPC購入も考えていた。iMacが候補になったので、机のスペースに入るかどうか、サイズまで測った。


次の日、やっぱりどう考えても新PC購入のお金がないのでもうすこしがんばることにした。
SSDをはずして、会社のPCでフォーマット。
0フォーマットをしないとRAID情報が消えないらしいが、とりあえず普通にフォーマット。(クイックフォーマットではない)

家に持ち帰り同じようにOSインストールしようとしたが、やはりロムを読み込んだところで固まる。まったく起動しない、、、。


ここで一度SSDが原因だと言う考えを捨ててみた。


まず、2枚のメモリーを刺しなおしてみる。
症状は変わらない・・・・。

2枚刺しだったのを1枚にしてみる。
症状は変わらない・・・・。

刺さっている1枚のメモリーを抜き、最初に抜いていたメモリーと交換してみる。


お!!
インストール画面まで行った。


結局、メモリーが壊れてたっぽい。
以前も再インストールの時にDVDドライブの故障で3日間くらい悩んだが、今回もなんで再インストールのタイミングで壊れるんだろうか?てっきり交換したSSDを疑っていた。

パーツの交換時に電源管理がうまくいかずメモリーを破壊したのが、たまたまこのタイミングで壊れたのかはわからないが、とりあえず新しいメモリーを2枚買ってきて、正常に再インストールが終わった。

後から思うと、なんで最初にメモリーを疑わなかったのか。メモリー周りのトラブルで頻発するとはなんとなく分かっていたのに、、、。

ブルースクリーン頻発から3日間悩んでやっと復帰。面倒くさいことこの上なし!!

年を重ねるごとにいろいろ面倒くさくなってきてる気がする。というか興味が薄れるのかな、、?汎用性はWinが抜群にいいけど、こういう面倒くささをなくすにはまた家PCをMacに戻すという手もあるかなぁ。
どっちにしても、もう自作はしないと思う。





2013年1月9日水曜日

普段弾き、運指練習用のアコギを考える2

あれからいろいろ自分の必要なスペックを吟味してみた。



○ ずっとレギュラーチューニングでもネックが反らないと思われるもの。

○ ずっとレギュラーチューニングでもトップが膨らまないと思われるもの。

○ ネック形状はUシィイプが好ましい。

○ ネック幅は0フレットで43mm以上。

○ 弦長はオープンチューニングでもピッチが安定する650mm。

○ ボディーはできれば小さめのほうがよい。 

○ 値段は渡米記念ギターが120ドルだったので、それに近い金額。出せても3万円ぐらい。



以上の条件にできるだけ近いものをいろいろ物色した結果、よさそうなものが見つかった。


~YAMAHA LS6~

ネックはローズウッドをマホガニーではさんだ3層構造の積層強化ネック。
ブレイシングはノンスキャロップ。
ネック形状はUシェイプ。
ネック幅は44mm
弦長650mm
ボディーはフォークタイプ。マーチンで言う000タイプに近い。
トップはイングルマンスプルース単板。サイドとバックはローズウッド合板っぽい。
そして定価63000円。売値47000円



家族で買い物ついでに楽器屋を覗いてみたが、LS6は置いていなかった。
が、おなじLシリーズのボディーがでかいLL6を発見。
ボディーのタイプが違うだけで、基本スペックは同じと思われる。
子供も一緒にいたので、ネックの感じだけ確認したいと店員さんにお願いして、チューニングせずに持たせてもらった。

思ったよりネックは太めでがっちり。理想はもうすこし薄いほうが好みだが、反りにくいという点では太めのほうが良いかもしれない。
そして、いつもネックの感じを確かめるために押さえるコードがこれ。

ネック確認用コードフォーム

コード名は知らないが、このフォームがちゃんと押さえられたらとりあえずOK。
ちなみに今家にある渡米記念ギターでは指が干渉してちゃんとすべての弦の音が出ない。

LL6はどの弦もミュートせずに押さえられそうな感じだった。たぶん指板の幅が44mmと一般的な幅より少し広めなのが良いのだと思う。

指板はヤマハらしく少しRがついている。個人的にはフラットに極力近いほうが好き。
ということでネック形状はベストではないが、これでもよさそう。


あとブレイシングがノンスキャロップというのも良い。

ブレイシングというのは、ギターの表板や裏板に張られる棒材のことで、メーカーによってその張り方は様々。ボディーの補強と響きの調整を兼ねている大切なパーツ。

そしてそのブレイシングの両端を削っていき、薄くすることでより表板の振動を引き出してやるのがスキャロップ。
削らず分厚いままのものをノンスキャロップと言う。

一般的にノンスキャロップは、音を太く、力強くするために用いられることが多いが、5年くらい弾きこんでいかないとなかなか鳴ってくれない。
スキャロップしたほうが、繊細ではじめから鳴りがよく好まれる傾向だ。ちなみに我が家にあるチェコ製のギターはスキャロップで、ビンビン鳴って気持ちよい。音もキメ細やか。

音で言うと確かにスキャロップのほうが良く聞こえるが、今回は頑丈なことがテーマなのでノンスキャロップというのは理にかなっている。つまり膨らみにくい表板ということ。

弦長も650mmあるし、LS6のほうはスモールボディーで抱えやすそう。



ただ、120ドルで買ったギターの代わりが、約5万円のギターというのは、少し高い。
探せば1万円台のギターだって結構あるのだが、なんせスペックがまったく合わない。当たり前といっては当たり前なんだが、、、。

スペックにかなり妥協して値段で決めるか、スペックを追い求めてお金を出すがが悩むところ。
アコギで5万円といえば、まぁ安いほうなんだけど、最初のギターがギターだけにねぇ、、、。