2010年5月31日月曜日

This Is It追記・・・

マイケルの曲って打ち込みっぽいのが多いから、てっきりライブでもシーケンス同期させて走らせているのかと思ったら、効果音っぽい音からすべて生で出してるのね。すご~。
ドラマーとキーボーディストのポン出しがハンパないってことです。

レコーディングもそうなのかなぁ~。

2010年5月30日日曜日

THIS IS IT

先日念願のPS3を購入したので、やっと事前に買っておいた「THIS IS IT」を見た。

改めてマイケルの凄さを痛感。と同時に、これが最後のマイケルの姿だと思うととても残念だ。
ブルーレイ版を買っておいてよかった。

その中で、とても勉強になった場面がある。

ダンサー、バンド、スタッフ、みんな世界トップレベルの人たちばかり。スケールも桁違いにでかい。バンドセクションには、バンドのスーパーバイザーがいて、すべてこの人の指示でバンドが動き、マイケルと意見を聴き、音にしていく。 同じように、各セクションにもスーパーバイザーがいて、マイケルとセクションの間に入り、ステージを作り上げていくわけだ。そして、そのスーパーバイザーたちを制作総監督であるディレクターが束ねている。

簡単に書くとこうだ。

実際には、アシスタントディレクターや、もっといっぱい人が動いてるし、衣装や照明、音響、効果、映像など、セクションももっともっとある。

セクションに問題があれば、マイケルからディレクターに要望が出て、そのセクションのスーパーバイザーにディレクターが要望を出す。もっと細かいニュアンスを伝えるとなると、マイケルとスーパーバイザーが直接意見交換をするという仕組み。

マイケルに限らず、すべてのコンサートはこんな組織系統で運営されていると思う。日本のアーティストのコンサートも。演劇やミュージカルもそうだ。

で、
このディレクターやスーパーバイザーが非常にいい仕事をしてくれるわけだ。
ある場面で、マイケルがイヤーモニター嫌そうに外す場面がある。
13年ぶりのコンサートなので、その間に音響機器は発達し、モニターはイヤーモニターを使うのが主流になった。多分マイケルははじめてこのモニターシステムを使うんだろう。
マイケルは
「これじゃ歌えない。まるで耳の中に拳をつっこまれているようだ。」と言う。
「怒ってないよ。愛だ。」
「意図は分かるけど、慣れてないんだ。」というマイケルもすごく謙虚ですばらしい。
アレだけのスーパースターなのに、ちゃんとミキサーに対しても気を使っている。あんなにスタッフに気を使うアーティストもなかなかいないのではないだろうか?

そこで、ディレクターだと思われる声がする。
「マイケル、もう一度ちゃんと言ってくれ」
「ミキサーはどうすればいい?音量やバランスで解決できるかい?」
「モニターのボーカルをもう少し上げようか?」

マイケルはこう答える。「もう少し音量を下げてみて。次の曲で試してみる」と。

非常にすばらしいやり取りだ。
特に「もう一度ちゃんと言ってくれ」ってのがいい。
アーティストはエンジニアではないので、モニターの音をどうすれば歌いやすくなるかは、あまり分からない。だから抽象的な表現になってしまう。「耳に拳をつっこまれているようだ」というのがマイケルの表現だ。
これに対して、エンジニアは音量がデカすぎるからなのか、音質が硬いからなのかを想像するはずだ。歌えないといっているので、自分の声がもしかしたら小さいのかもしれない。いろいろエンジニアは考えるのである。
そこへ、ディレクターなり、スーパーバイザーが「ちゃんと言ってくれ」とアーティストにいう。つまりもっと具体的に言ってくれとアーティストに要求するわけだ。いきなり具体的にといっても、それが分からないから困るんだが、その後にいくつか選択肢を与えているのがいい。アーティストはいくつかの候補から選ぶだけでいいわけだ。それが間違った選択であっても、何回か繰り返すうちに解決できるはずである。

こういったやり取りが、アーティストとエンジニア間で常に出来ていれば、かならずいいステージが出来る。コミュニケーションが非常に大切であるということのいい例だ。

 よくあるのが、セッティング完了したステージにアーティストがやってきてリハーサルを開始する。
専属オペレーターならアーティストの好みを知っているのでいいが、初めて仕事をするようなアーティストの場合は、好みがよく分からない。だから万人受けするようなモニターセッティングで準備しておく。5割はそれで大体良いというが、5割は不満そうな顔をする。
 なんどもプロの方とも仕事をしているが、モニターの好みは本当に千差万別だ。自分の音はいらいという人もいれば自分の音しか要らないという人もいる。
 なにが不満か言ってくれればいいが、アーティストもエンジニアの技量を測りかねているのか、初対面で遠慮しているのか、そのままリハーサルを終了することもある。つまり言っても分かってくれるだろうか?とか、言いにくいというのが本音だ。

 東京でプロでやっていて、地方公演で地方のライブハウスに行く。酷い環境のところもいっぱい経験するのだ。ピアノは調律されておらず、PAも店のアルバイトの学生が見よう見まねでやっている。機材もノイズが多く何十年も前のものばかり。
 そりゃ、何度かそんな現場を経験すると警戒したくなるものだ。このオペレーターは大丈夫なのか?こちらの言ったことを理解してくれるのか?それだけの設備があるのか?とね。

 ワタクシはエンジニア側の人間だが、たま~に出演者側になったりするのでアーティストのそんな気持ちもよく分かる。実際、はじめてのオペレーターの方だと警戒してしまう。気持ちのいいモニター音ではないけど、何とか演奏できるなら言わないかも・・・・。同業なので、気を使ってしまうのもある。

 今月のプロサウンドにスカパラのステージ記事があって、そのモニターエンジニアの方も、アーティストのコミュニケーションが大切だと言っておられた。何か言いたそうな顔をしているとコチラから聞いてあげるとか、常に意見を言いやすい環境を作ることが大切だと。
 普段ワタクシも、リハの途中でモニターは大丈夫ですか?と聞くようにしている。聞くと案外意見を言ってくれるものだ。表の音も大事だが、アーティストが気持ちよく演奏してくれてこそのライブだと思うので、モニターの音には常に気を使っている。
 乱暴な言い方で怒って意見を言う人もいるが、遠慮して何も言わずに本番に臨むほうがお客さんに悪いですね。
 まぁアーティストもエンジニアも、お互い人間なので物の言い方っていうのは大切だと思いますよ。言葉はコミュニュケーションの道具ですからね。


「怒ってないよ、愛だ。」っていうマイケルはとっても素晴らしいというお話。





2010年5月29日土曜日

黒い奴


黒いモンスターマシンがやって来た。
2006年の発売から、約3年半。一生我が家に来ることはないだろうとあきらめていたPS3。


それは、今年に入り少し状況が変わったため、我が家にやってきた。
「トルネ」と呼ばれる地デジ録画機能をPS3にもたらす周辺機器の発表だ。

ゲームが子供に与える影響を気にしていたうちの奥さんは、「ゲーム機は絶対買わない!」と繰り返し発言されておられました。「別れた元カレ(カノ)の結婚式に出席するなんて、ありえんっ!」と同じくらいの勢いで。

しかしゲーム好きな者の仲間はやはりゲーム好きが多い。 
周りの奴らは次々にPS3を買い、こちらにススメてくるのである。「え!?まだ買ってないの?」的に、、、。対戦が熱いだの、グラフィックがすごいだの、いろいろアピってくるのである。半分諦めていたこともあり興味がない風を装ってはいたが、まぁそりゃ羨ましかったわけである。


録画機のない家庭の割合はどのくらいなんだろうか・・・?

長男が1歳のとき、我が家に唯一あった録画機(これも大学に行くときに買ったもの)のVHSデッキに、ミニカーだのなんだのを放り込んで壊されて依頼、しばらくうちに番組を録画するという機能をもった機器は無かった。
 あまりテレビは見ないほうだったし、VHSが生きてた時もたまに仕事した番組を録画する程度で、見たい理由での録画はほぼ無い。だったらいらないんじゃないの?という流れだ。会社で録画できるし。

時は流れ、2010年5月。
来年7月のアナログ地上波停止を前にして、身内でも地デジ地デジとうるさくなってきた。親はまだアナログだが、じいちゃん宅と妹宅はすでに地デジ化終了。世間では地デジ普及率が8割を超えたとか、、、。10人に8人は地デジ見てる計算になるが、ほんとなんだろうか、、?
 見る物全てを破壊するジェノサイドと化していた長男も、もう4歳。善悪はなんとなく分かっている模様。その下の1歳の長女が最近ジェノサイド化をはじめているが、せいぜい長男のゴセイジャーカードを食い散らかす程度と被害は少ない。(長男はマジギレしてますが、、)
 ワタクシも30を越えた頃から、ちょっとはまじめに仕事をするようになってきたのか、自分の関わったCMや番組が気になりはじめ、録画機器を欲していた。(もちろんPS3は別の意味でずっと欲しかったわけだが、、、。)
 そして長男が幼稚園に行きはじめ、嫁さんの起床時間が早くなり、その分夜早く寝るようになった。
そのせいか、
「夜の番組が見られない、、、、、、。録画して長男が幼稚園に行ってる間に見たい!しかも簡単に録画できるものがいい!」(嫁談)

あらためて思うに、うちの嫁さんはバラエティーやドラマ好きのようだ。たぶんワタクシよりは格段に視聴欲は強いと思われる。そして機器にあまり強くは無い。
ここに来てトルネの発売と、嫁さんの録画欲がうまく重なったわけだ。

機は熟した。

我が家が求めるものは、番組を保存する機器ではなく空いた時間に見れなかった番組を見る。というオンデマンド的な機器だ。
そう頻繁に録画することもなく、見たら消す。裏録りが必要だと思ったことは今まで無いのでチューナーは一つで事足りそう。 もし必要なら、後に購入しなければならないテレビをハードディスク録画対応のものにすればいい。録画チューナーはトルネと合わせて2つになる計算だ。
ブルーレイも見てみたい。
我が家に十数万円もする機能満載の録画機はいらない。というか多分嫁さんは使いこなせない!



で、テレビ買う前に買っちまった。
(そのテレビも学生時代のもの95年製と書いてある。結構物持ちイイほうかも、、。)

まだアナログ見れるもんね。2割弱のアナログ種族という希少種になれたことも、少しうれしい気もする。
昔から、人の流れに逆行したいという願望があった。まぁひねくれ者なだけです。

みんなが寝静まった夜に接続作業を開始。子供の妨害工作を回避するためだ。

ワイヤレスLANの環境はもともとあったので、ネットにもすんなり接続完了。トルネも簡単に繋がった。これでいちいち新聞のラテ欄をみなくても、画面に番組表が表示され、すぐに予約録画が完了する。
Gコード予約がすげ~と言っていた時代から、いきなりココに飛んだので、そりゃ軽いカルチャーショックだ。めっさ簡単!すげぇ~便利!!

しかしアナログ出力だと、文字がいちいち小さくて見ずらい。設定画面なんか特に見えない。半分予想で進めたところもある。やっぱHDMIでつなぐのが前提なんだろうなぁ。テレビほしくなるなぁ。


 録画機を買いに行くという名目で電気店に向かったので、ゲームもついでに・・・イヒッ という空気ではなかったため、一番の目的だったゲームは起動できなかったが、なにやらプレーステーションホームなるものを発見して起動してみる。
 仮想現実空間にアバターを作って、コミュニケーションをとるみたいだ。適当にアバターを作ってウロウロしてみた。チャットウィンドウで話している人が何人もいたが、ありゃキーボードつながないと無理だな。
 何個か居住区というか、パビリオンというか、そんな感じのものもあるみたいだが、いまいちそそられるものが無かったので、すぐに終了。
 一時期流行ったセカンドライフみたいなもんかね?いまどうなってんのかな?
あの時は真剣に勉強して一財産稼ごうと思ったが、なんとなくあのポリゴンチックなアバターが嫌で手を出さなかった。
 
長男の興味がプレステに向かうことをどう阻止するかが今後の課題だ。ゲーム買わなければいいという単純なことなんだろうけど、、、、、出来るならゲームもしてみたいや~ん♪
 親もファミコン世代でゲームとともに大人になったわけだが、最近のゲームはたしかにリアルなので、昔よりは影響はあるわな。きっと。ソフトは隠しておくのが妥当なところか、、、。

さぁこれでかなり先走って購入しておいた「THIS IS IT」がようやく観られるわけだ。観れもしないのにブルーレイ版を買って、来るべきこの日に備えていた。思えば叶うものだ。

PS3版おもしろゲーム募集中~







2010年5月25日火曜日

取り寄せになります・・・

これなんだか分かります?

つい先日まで我が家で使用していたものです。



そう。留守番電話記録用磁気テープです。
つい先日まで我が家の電話は、ワタクシが大学に入るときに買ったもの。
確実に15年以上前の製造品です。

5年前くらいから、女性の声を身長2mはあろうかというほどの野太い男性ボイスに変換してくれる素敵なボイスチェンジャーになり、2年ほど前からはサブウーハーもびっくりの超低周波数再生装置になっていました。
簡単に言うと、テープが伸びてビロビロになったってこと。

応答メッセージは内臓チップで再生するので、今も変わらぬ素敵な女性の声で「メッセージをどうぞ」(メッセージの吹き替えは出来ない機種)とやさしく録音を促してくれます。

しかし、その音声ガイドにしたがってメッセージを録音していただいても、再生されるときは、
「録音は1件です・・・ピッ。おおぉぉぉぉおっぉううおぉおぉううぅぉおおおお~・・・ブッ!プープープー ○月○日○時○分です。




我が家に留守番電話はない。


携帯電話でほとんどの連絡は取っているといっても、たまに留守録ランプが点滅していると誰からかかってきたのか気になるもの。しかし、再生しても誰かわからないし、内容も聞き取れない、、、。
もし、留守電入れたけど連絡がないという方がいらっしゃいましたら、この場を借りてお詫び申し上げます。ごめんなさい。


で、

とうとう重い腰を上げて買いに行きました。
テープをw

店内をみても見つけられなったので、
オレ「すいません。留守録用のテープはどこですか?」
店員「え?なんですか?」
オレ「え~と、留守番電話に入ってるカセットテープの小さい版みたいなやつです」
店員「え~と・・・・はい。調べてまいります。」

その後、店員から聞かされた驚愕の事実の内容は、
現時点で販売している電話機にテープ式のものはないとのこと。よってテープ(マイクロカセットテープというらしい)は店頭では販売していないとのこと。ほしい場合は取り寄せになるとのこと。

時間は思った以上に速く進んでいるみたいだ・・・・。


そしてとうとう買いました。NEW留守番電話。
近くに家電アウトレットがあるので、そこで見てたらハードオフと同じくらいの値段で新品電話機保障付き売っていた。ほとんど家の電話は使わないので、親機なしの子機のみタイプで¥4980-。安いなぁ。
子機に電話帳までついてるのね。すげ~。携帯みたいだ。と夫婦でひとしきりはしゃぎました。

みなさま。これからはちゃんとメッセージ受け取れますんで、留守録になっても切らないで、録音してね。

2010年5月24日月曜日

チマチマ音声。あ~めんどくせぇ~!CM編

最近はいつもこんな感じで収録しています。

Sigma4ch使用のミキサーにワイヤレスマイク、ヘッドフォン、ガンマイクです。
とくにEOS 7Dを使うようになってから、音は別収録している。もちろん7Dにもプレビュー・ガイド用で音を送っていますが、あくまでガイドです。(編集時に差し替えます)

収録用の録音機は、Roland R-09HRです。
SDカードに記録できて、本体も安くて、24bit/96Khzで録音できてしまいます。そんでもってステレオマイクまで本体にくっついています。現場ノイズ録音に便利。
コルグの1bitのやつとか、マルチ収録できるものとか、いろいろ候補はありましたが、うちの撮影スタイルなどいろいろ考えた結果、コレになりました。

壊れたら買えばいい安さと、ワンマンオペが多いうちの撮影スタイルに合う携帯性、コンビニでも売っているSDカードに記録、単三電池で稼動、そして耳で聞いた感じに近い音で録れるステレオマイク。
収録した音質も、十分オンエアに耐えうるものだと思います。というか最近のこの手のレコーダーならどれも十分な音で録れる。
一度どうしてもマルチで録りたかったので、Protoolsの入ったノートパソコン(自前)を持っていったことがあるが、あれは結構大変だった。

今はこのレコーダーに仕込みマイクをL側、ガンマイクをR側に割り振って記録しています。

一人でレコーダー回して、ガンマイクの竿振って、フェーダー操作して、クレジットまで書かないといけないのは、結構大変だ。欲を言えば助手連れて行ってガンマイクを任せたいところ、、、、、。

カメラは電源一つ入れるだけですぐ録れる。いいよなぁ~。

録音なんて、ミキサーの電源、ワイヤレスマイクの電源、レコーダーの電源とスイッチにまみれ、ケーブルにまみれてやっと録れる。
仕込みマイクといって、服の中や襟にピンマイクを隠すんだけど、役者が動くと衣擦れしてガサガサ。そのたびに張り位置を修正に行ったり来たり。ミキサーを担いだままでは貼り位置の変更が大変なので、そのたびにミキサーを下ろして、修正したらまた担いで。そんでもってガンマイク持って、レコーダー回してクレジット書いて、、、、。あ~~~めんどくせぇ~。

仕込みマイクの修正を終え、ミキサー担ぎきったオレを見るなり
カメラマン:「カメラOKです~。回りました~。」
監督:「はい。じゃぁ~いくよ~」
オレ:「ちょちょちょちょっと、待って、、、。もう少しで、、、(ガンマイク持ってフェーダー上げて、レコーダー回して・・・)はいOKです。」
(このちょっと待っての間、音声以外のセクションは全て準備できているので、みんなから冷ややかな目で見られます。慣れてます。えぇ。)

早めに準備しとけよと思われるかもしれませんが、照明やカメラは、助手を演者の立ち位置に立たせて調整できますが、音声は演者さん本人が来ないと、マイクは付けれないし音量の調整も出来ないのです。なので、音声の全ての調整は照明が出来上がって、カメラが調整されて、そして演者さんがやってきてからが調整なのですよ。
映像モニターを眺めてる監督からすれば、モニターに演者が写った時点で見た目に出来上がっているため、すぐ録れると思うんでしょうけど、われわれ音声はチマチマと調整をそこでするしかないのです。
こっちも出来るだけ冷ややかな目で見られたくないので、メイク前などに出来るだけマイクを仕込んでおいて、打ち合わせなどの声で一応レベルをとっているのです。チマチマと!それでも実際動きを付けて声を出すと、修正が必要になる場合がほとんど。


カメラマン:「あっ!ピンマイクがちょっと見切れてる、、、。」(ピンマイクが少し見えている)
オレ:「あぁぁ~。はいはいはいはい~。すんませ~ん。ちょっと待ってくださいね~。」
再びミキサーを肩から下ろして・・・・以下同文


早く言ってくれよ~。も~。こっちはいろいろ面倒くさいことでいっぱいなんだ!!
そこのカメラ助手っ!お前まで「何待ち?」的な不思議顔でこっち見んな。少しは手伝えよ。ケッ。こっちは一人でやってんだぞ。

ミキサーは時にカメラ助手を兼任することもあるが、カメラマンは音声助手をあまり兼任しない。音声はいろいろややこしいから分からねぇ~ってのが理由らしいが、、、、。
っておい。じゃぁ分かるでしょこの面倒くささ!

でもよく分からないって言われると、なんか「エヘっw そうですかぁ~?」ってなるのも事実。専門性が強くマニアックな分野って魅力的。
収録に関してだけ言えば、カメラマンは経験とセンスで音声は経験と知識だ。音声収録にセンスはあまりいらない。センスよりもむしろ、どうすれば改善されるかという知識かもしれない。

番組のロケなんかで、音声は画録りやら編集のこと考えず、カメラの撮る画に追従すればいいから気楽だね。て言われるけど、そんなことはない!。 画録りも編集も考えてるし(音の)、出来るだけ聞こえやすい音声を録るにはどうしたらいいかを常に考えてますよ。ええ!考えない人で本当に気楽な人もいるが、、、、。



現場で面倒くさくて適当に録ったら、後のMA作業で何倍も苦労するのは分かっているので、日々音声ミキサーさんはチマチマと面倒くさいことを処理し、考えているのです。


録りが良いと最終のあがりも良い
これは音だけじゃなく、映像や写真、全てそうですね。



エアコンうるさいから止めようか?でも止めて演者が汗かいたり、みんな集中力無くなるよりはエアコンかけて収録したほうがいいだろうか、、、?じゃぁ弱にしてみては・・・・? チマチマチマチマ・・・

あ~~めんどくせぇ~。




次回は「チマチマ音声。あ~めんどくせぇ~!」中継編をお送りします。ではまた。

2010年5月8日土曜日

人ごみは嫌いだ。

GWは2連休があったので、比較的人の少なそうな観音寺界隈に出向くことにした。
嫁さんも子供も寛永通宝見たことないらしいので、まずは銭型が見える展望台へ。

その後、展望台を降りて砂浜で遊ぶことに。夏日ということもあり、もう泳いでいる若者もいた。
下の子にお弁当を食べさせていたら、海面をバシャバシャと50~60センチ程の魚が跳ねている。
シーバスかも!と車に竿を取りに走り、釣りをしてみるも、上の子と海草に邪魔されまくりで、まともな釣りにならず断念。
長男は、ワタクシお気に入りのルアーを一個紛失。あ~あ。

日陰が無いため早々に砂浜を後にして、時間あったため雲辺寺に向かった。四国八十八ヶ寺最高峰のお寺だ。
番組のロケで一度歩いて登ったこともある。今回は長男の希望によりロープウェイで。日本最大級らしい。

往復大人2000円という料金に少しうろたえたが、期待に胸膨らませ、目を輝かせている長男をみると、乗るしかない。
もー少し安くてもいいのではないか?

般若心経をとなえる外国人に関心しながら、みんなでお参り。
予想通り、それほど混雑もせずゆったり遊べたな。

2010年5月4日火曜日

バージョンアップ!

やっと戻って来た。
中身がそっくり入れ替わって、EXOからEXO2になった。
ロゴを良く見ると、EXO2になってる。

一応中を開けてみてみたが、回路がまるっきり違う。基盤の数も増えている。

1ヶ月以上もEXOの音を聴いていないので比較にはならないし、多少の刷り込み効果もあるだろうけど、なんとなく音が繊細になって定位がよりシビアに出るよう感じた。よりモニターらしくなったと思う。
前のEXOのほうが音が太く感じる。回路が単純だったせいもあるのかな?

クオリティー的には十分満足できる結果でよかった。なんせタダで治ったもんね。やっぱ音楽はヘッドフォンじゃなくてスピーカーで聴くのがいいね。

2010年5月1日土曜日

EOS7D

じゃーん~!買ったぜぃ~。




会社がね・・・・。




CM撮影用です。最近デジタル一眼レフの動画機能を使って撮るのが流行っており、まぁその流行に乗った形です。
そんでも、やっぱすごいきれいな映像が撮れる。デジ一のボケ味はいいですね~。

いろいろ付けるとこうなります。プロっぽいプロっぽい。
お金を稼ぐには見た目も大切です。