2014年3月24日月曜日

VOXY ZRR80 スピーカー(KFC-RS171)交換

 先月発売されたVOXYに乗り換えた。
 
 
 純正スピーカーがあまりにこもった音なので納車1ヶ月を待たずにスピーカーを交換。ドアの面積が大きいためもあるが、低音の解像度が酷すぎてベースとバスドラの音の区別がつかないボワーとした音。

今回購入したスピーカーは

KENWOOD 17cmカスタムフィット・スピーカー KFC-RS171

AMAZONにて¥3890。
安!

スピーカー交換しておいてなんだけど、あまりカーオーディオにこだわる方ではない。
そこそこ普通になってくれれば良い。それでも少し安すぎるのではないかと心配はしていた。

今回は左右のフロントドアのスピーカーを交換。ほんとはリアも交換したほうがいいだろうけど、リアに自分が座ることないし。
まぁ、このスピーカーで満足できればそのうち交換してみてもいい。




まずドアノブのカバーを外す。(ちなみの写真はすべて助手席側)


すると下の写真の赤丸の部分にビスが見えるので、これを外す。

次にパワーウィンドウにスイッチの付いているカバーも外す。一番上の写真のオレンジの道具を隙間に差し込んでこじれば簡単に外れます。よほどのことがないとインパネの爪は折れないので、結構大胆に行っても大丈夫。

そうすると2つビスが見えるようになるので、それを外す。(赤丸の部分)これでインパネを固定しているビスは全部です。パワーウィンドウ操作用のコネクターも爪を押して外す。あとはまたオレンジの道具の今度は反対側のくぼみのある方でインパネを固定しているクリップを抜いていく。

上の写真の赤丸部分がインパネを固定しているクリップ部分。結構きつく入っているので、適当な隙間から中を覗いてクリップ部分にオレンジの道具の凹んでいる方を差し込んでこじって抜く。
そうするとインパネはドアから外れるが、ドアノブに連結してドアの開閉の爪を動かすワイヤーと、ドアロックを操作するワイヤーが付いているので、この2つを外せばドアとインパネは分離する。(赤丸の部分)このワイヤーも実際に見ればすぐわかると思うが、道具なしで簡単に外せる。
青丸のコネクターはパワーウィンドウの操作用のもの。

これでスピーカーが見えるようになるので、純正スピーカーを外していく。最近の純正スピーカーは作業効率を上げるためにリベットで固定されてるので、これをまず破壊。ドリルで破壊する方法もあるみたいだけど、ニッパでねじ切ったほうが早いと思う。
こんな感じで先端を切り取る。結構硬いので何回かに分けて切っていくといいかと。一気に切ることはよほど切れ味の良いものでないと無理かも。金属用ののこぎりで切ってもいいかな。
3箇所固定してあるリベットの先端を切り落とすとスピーカーが外れるが、上の写真のようにリベットの下の部分が残る。ビニール製のカバーが邪魔で固定穴から外れないのでここもニッパで切り取り。
外れた!これが純正スピーカー。
純正スピーカーの裏側。よくこんなもので音が鳴っていたなと思うくらい、おもちゃみたいな磁石が乗ってる。Made in CHINA 20Wという表記。
車のカーナビの出力がスピーカー1つにつき50Wなので、ボリュームを半分まで上げると音が割れことに。

スピーカーの裏には制振用の鉛シートが張ってあった。メーカーも低音の唸りを気にしたのだろうか、、、。
今回はもうインパネ外すこともないだろうし、なにより外すの面倒くさいのでほんの少しだけデッドニングもしてみた。ほんとに最低限に。
さっきの純正鉛シートの上から吸音スポンジを貼る。エーモンの音楽計画ボーカルはっきりキットが安かったのでデッドニングはこれにした。
あとは新しいスピーカーを付属のビスとブランットで固定。そして付属のスピーカー端子変換を使って、もともとあるスピーカーケーブルに接続。スピーカーのエッジの外側にも吸音スポンジを貼り付けた。スピーカーエッジに貼らないように気をつけて。
 一応スピーカー変換ケーブルに接続部分にもスポンジを巻きつけて、インパネ内でビビらないようした。
あとはドアのワイヤー2本を忘れないようにつないで、インパネをはめ込んでビスを3箇所固定すればOK。
 写真は助手席側だが、運転席側も同様の手順で交換できる。
(運転席はパワーウィンドウ用のものと、バックミラーの操作用のコネクターも抜く必要がある)

 

 出てきた音は純正とは大違い。ベースとバスドラも区別できるようになった。
 前の車はツイーターが分離しているセパレートタイプを設置してたが、今回は同軸タイプ。やっぱりツイーターがあれだけウーファーと離れていると違和感があると思う。
 同軸ならではの音の一体感が個人的には好き。ハイもきつくなり過ぎないし。KENWOODはどちらかというとミッド帯域が豊富で元気な音という印象。歪んだギターの音などはKENWOODが得意そう。

 上を見るとキリがないけど、スピーカーとデッドニングのセットで約6000円ほどで、ここまで音が変わるなら良いのではないだろうか。お金のある人はそれなりのスピーカーでそれなりのデッドニングをするとかなり良くなると思われる。